結婚できないプレッシャーでうつ状態…それ、婚活疲労症候群かも?
婚活地獄という言葉を知っていますか?
私は新聞で初めて知ったんですが、「婚活が辛すぎて本当にしんどい」という意味で使われています。
晩婚化も進んでいて、最近では地獄とまで言われるぐらい婚活で苦戦している人が多いのだそうです。
「結婚はしたいし、もうイイ歳なのもわかってるけど、なかなか結婚できない…。」
「早く結婚しろと親がプレッシャーをかけてくるのがつらい」
こんなふうに、婚活がうまくいかないストレスで【うつ】状態になってしまう人も増えているんだとか。
中にはひどいうつ状態になり体調まで崩してしまう人もいて、婚活疲労症候群と呼ばれています。
では、婚活疲労症候群とはどんな病気なのか?原因や改善方法は?
「婚活疲労外来」を専門でやっているメンタルクリニックからの情報をまとめました。
(こういう専門外来があるということは、それだけ婚活に疲れている人が多いということですね。)
婚活疲労症候群とは?原因は?
婚活をしていて感じる色々なストレスのせいで、気持ちが滅入ってうつ状態になってしまう病気のことです。
原因は人によってさまざまですが、特に多いのは次の3つ。
①フラれた=自分の人格を否定されたと思ってしまう
婚活をスタートして、1回目で出会った相手とそのまま付き合って結婚する人なんて、ほとんどいないハズです。
お互いの人生にとって大切な結婚相手を選ぶわけですから、慎重になって当たり前なのです。
ですが、異性からデートを数回断られただけで、「自分には魅力なんてないんだ」「こんな私が結婚なんてできるワケがない」と思い込み、うつになり婚活がイヤになってしまう人が意外と多いのだそうです。
メンタルクリニックの先生によると、自分を否定されるというのは普段あまりないことなので、それが婚活中に集中して何度も起きるとうつになりやすい、とのことでした。
②断られるのが怖くなってしまう
異性にアプローチをしても断られる、という経験が続くと、断られること自体が怖くなってしまい、どんどん消極的になってしまうというケースもあるそうです。
ひどい場合だと、異性からの反応にプレッシャーを感じ過ぎてしまい、大事な場面になるたびにお腹の調子が悪くなってしまう人もいるんだとか。(過敏性腸症候群と言われています)
不眠やうつ症状にもつながり、自分に対する自信もどんどんなくなってしまうのだそうです。
③親からの結婚のプレッシャー
親からしつこく結婚催促をされることで、それをプレッシャーに感じてしまい、精神的に参ってしまうというものです。
親と同居している人であれば、顔を合わせるたびに結婚のことを話題にされるケースも多く、婚活うつの大きな原因になっているようです。
一人暮らしをしていても、実家に帰るたびに親から「まだ結婚しないのか」と言われて、帰省するのがイヤになってしまうというケースもあります。